成長ホルモンが大量に分泌され、新陳代謝を活発にする
運動動作による筋肉の収縮に伴い、そのエネルギーとして使われる糖質の分解により乳酸がつくられます。
乳酸の発生量が増し、血液内の乳酸濃度が増加すると、脳内のホルモン分泌部位への刺激が高まり、成長ホルモンとアドレナリンやアナボリックホルモンの分泌が盛んに行われます。
加圧中は、血流制限下のため、筋血管内の乳酸濃度が急激に高まり、筋肉内の受容体を強く刺激します。
この受容体からの信号が、ホルモンを分泌させる脳下垂体への作用を促して成長ホルモンなどが大量に分泌されるのです。
成長ホルモンは、身体組成の様々な働きに効果的な影響を及ぼし、アンチエイジング効果(若返り、美肌、身長が伸びる、育毛、老化防止、肥満改善、長寿効果)が期待できる最も強力なホルモンです。